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WORLD END ECONOMiCA 感想




サークル、Spicy Tailsによるビジュアルノベル、WORLD END ECONOMiCA
ep1からep3の三部作になっており、今夏にep3を発売し、シリーズが完結しました。

私はep1購入後、これは一気にやった方がいい作品だろうなーと思ったので、ep3発売をずっと待っていたのですが、先日ようやくプレイし終えました。
いやー、面白かった!
経済を扱ったビジュアルノベルは少ないように感じる…というのは、波間の国のファウストの記事にもあった気はするのですが、その中でも群を抜いて面白かった。

まず、経済ものは扱うジャンルそのものが難点で、難しそうだから、と敬遠されがちだと思うのですが、この作品は図も使った丁寧な解説があり、ep3の用語集にも例がのっていたりと非常に分かりやすかった。
今何が起こっているのか? どう対処するべきなのか? 
それが分からなければ、面白さが半減する物なので、この点は非常に重要だと思います。
実際、ちゃんと説明があったからこそ、ep1の緊迫感はすさまじいものでした。

次に、キャラクターとその変化が素晴らしかった。
主人公を含めた多くのキャラクターが成長していくのが非常に鮮やかに描かれていたように思います。
特に、ep3はep1と重なる場面がちらほらあったので、主人公が成長してるのを実感できて、何とも嬉しくなります。
また、どのキャラクターも各々良い味を出していたので、日常会話でだれることがない。
そして、その会話が後々に生きてくるという無駄の無い構成だったので、非常に楽しかった。
エレノアちゃんや、バートン、クリス、トヤマと、好きなキャラクターは数えきれません。

最後に、音楽…主題歌もbgmもすごく良かった。
私は元々岸田教団が好きなので、主題歌に関しては少し贔屓が入ってるかもしれませんが、ep3のopである月光イノセンスは文句無しに最高だったと思います。
bgmは、Ice breakや核心など、場面を多いに盛り上げる曲から、クリスのテーマやThe Clubなどずっと聞いていられる曲と、非常に素晴らしかった。
是非ともサントラを売って欲しいですね。5kでも普通に買います。


経済ものらしい、大金を動かすが故の緊迫感、そして、主人公の成長。
この二つがこの作品の肝だと僕は思いますが、前者は大きな興奮と絶望を、後者は静かな興奮と喜びを与えてくれます。
経済とか難しそうで苦手、という人でも絶対に楽しめる作品だと思うので、お勧めです。
今年出た中で一番面白いんじゃないかなぁ、と私は思っております。
何でこんなに押してるかというと、本当に面白かった上に、某批評空間で、データ数がやたらめったら少ない上に、内容と関係の無い事で点数を下げる輩がいたので、そういうものを指標として、この作品をやらないのは本当に勿体無い!と思ったからです。

ちなみに、Ep3(Full)には、Ep1からEp3までの全てのエピソードが入っており、メロンやとらのあななんかで、2500円で買えます。

このシーンが良かった!というのが幾つもあるので、細かい事柄は以下のネタバレにて!


追記:サークル公式ページにて、Episode 1の無料公開が始まったようです。
   ttp://spicy-tails.net/index2.html

クリックでネタバレ



まずはep1.
ep1をやり始めて、バートンが出てきたあたりで、僕はep1でハガナや理沙と決別し、ep2でバートンの下で修行し、ep3で全員集合なのかなーと思っていたのですが…
何なんだよあの終わり方!
滅茶苦茶続きが気になる上に、想定以上にbadでした。
ハガナとの決別とか、なんかもう見てられなかった。
でも、素晴らしい1話だったと思います。この作品に一気にひきこまれました。


そしてep2.
穏やかな始まりから数時間の間は、何だか自分の心境も主人公と一緒でくすぶっているというか、もどかしい感じでしたが、そこからの盛り上げ方がやっぱり上手かったなぁ、と。
主人公が復活していく様――特に、エレノアとハンバーガーを食べた後に、何も計画たてていないのに、諦めきれずに手を伸ばすのがすごく好きでした。
あと、宇宙船での主人公とエレノアちゃんの会話も好きで…というか、エレノアとハンバーガー食べた後の全てのシーンが好きですね。
もう食らい付いて離さない、そう言ったはずのエレノアちゃんが完膚なきまでに権力に叩きのめされて、それでも主人公は諦めず…しかしアトラスの株という罠に気付き、絶望しながらも戦うことを決める。
ep2も最高に続きが気になる終わり方でした。


最後にep3.
アトラスとの戦いは省略なのか…と、少しがっかりしましたが、空港で閃いたシーンからの盛り上がり方は最高でした。
特に、主人公が住宅関連企業の元へと走り、閉店しているのを確認して注文するシーンは鳥肌が立った。
ep1において形成された人間関係からの情報を元に、これまたep1で深い傷と共に学んだ行動力によって、目標にたどり着く。
また、ハガナが絶望する主人公に対して、まだ方法はある、と税金について提案した後、それを信じてハガナと二人で主人公がバートンと交渉に行くのも最高だった。
バブルや軌道エレベータの人体への影響はep2の時点で指摘されていましたし、ep1から見事にこの作品は繋がっているなぁ、と感服しました。


あと、バートンは本当にいいキャラクターでしたね。
撤退の早さ、企業の調査、計画の立て方と全てにおいて卓越していて、ep2,ep3共に最悪のタイミングで電話をかけてくる上に、やろうとしている事のせいで憎めない。
最後の、主人公との交渉の後の "割り勘だ"とか本当に格好良いし、主人公と一緒に喜んでしまいました。


纏めると、本当に良い作品でした。
久しぶりに、続きが気になりすぎて16時間ぶっ通しでプレイしましたからね!(なつ○るは駄目だった…)






【雑記】腐り姫

更新が滞ってしまっていて、すいません。
ツイッターなんて、もはやbot化してますね・・・。

とりあえず、邪魔な広告を消すためにも!と思い、書きなぐります。

ということで、先月メガストアさんで収録されていた腐り姫について。
前回のレビュー(記事はこちら)で書き忘れたと個人的に思った部分を書きます。

前回はシナリオを中心に見ていきましたが、今回は腐り姫で使われている独特な演出についてレビューしていきます。
一応、腐り姫のお話自体のネタバレは避けるようにしますが、まっさらな状態でプレイしたい!という方はプレイしてから見ていただけたらと思います。


クリックで展開(公式HPレベルのネタバレあり)



私は「腐り姫」という作品がとても好きです。
物語のつくりが丁寧であり、そして奥深く、考察しがいのあるシナリオであるからです。
それともう一つ、他のゲームではあまり見られない演出方法があったというのも好印象な理由です。

それは、回想の挿入方法。
記憶喪失の主人公が、作中でふと過去の情景を思い出すシーンがあります。
物語的にも主人公の記憶が一つの鍵となるので、できるだけ強調したいところです。
そういう場合、普通なら、フェードアウトして、過去のシーンに飛んで、過去の主人公の視点で文章と立ち絵(あるいは一枚絵)が描き出されているのをプレイヤーはみて、過去の記憶を知ることになります。
ただ、この腐り姫はそこに少し工夫を凝らしています。
まずは、フェードアウトの仕方。
「樹里のテェマ」という曲があるのですが、その曲の冒頭を使って、現実から一気に過去に誘います。
そこに過去のシーンをフェードインさせる演出を使うことで、視覚的にも聴覚的にも回想シーンを印象付けています。
抜け出すときも同様の演出を使用しています。
(後々にこの曲が重要な部分で流れてくるときに聴きなれていることがさらに強い演出効果を生んでたりするのですが、それはネタバレになりますのでパスで^^;;;)
次に、回想シーンの描き方。
先ほども述べたように、回想に入ったら、過去の主人公の視点で文章でそのシーンを描くことが一般的です。
そこを今作では、まったく文章に起こさずに、音声だけで表現しています。
つまり、一枚絵を背景に登場人物のセリフが流れるだけ、という状況です。
これも、今まで主人公視点で物語が語られていたのと回想シーンを区別するという点で大きな効果を発揮しています。
そして、多くを語らないが故にプレイヤー側に大きな意味を含ませることにもなっています。


説明だけでは、いまいちピンとこないかもしれませんが、プレイされた方なら何となく言いたいことが分かっていただけたかと思います。
この回想の挿入方法は自分がやってきたゲームの中では腐り姫のみです。(注:同じライターさんが手がけたForestも同じ手法をとっているらしいです)
この表現方法はエロゲというゲームジャンルにしかできない可能性を秘めていたように思えたのですが、それ以降のゲームで主流となっていないのが少し残念に思います。

シナリオ面だけでなく、演出面においても腐り姫は今も錆びることなく、輝きを放っているように感じます。
というより、腐り姫はすべての側面が絶妙なバランスを持って世界観を形成しているという点では、エロゲーの最高峰に近いように思えます。
絵もあの絵柄であるからこそでしょう。あの絵が一般的な萌え絵だったら、世界観が台無しになっていたと思います。絵で回避したというのをよく聞くので、残念でなりません…。

ただ、惜しむらくは、後半部分の(以下ネタバレのため検閲)



ということで、まだプレイしていない方は、是非プレイしてみてください!

ダウンロード版もダウンロードサイトで販売されていますが、今ならメガストアさんを購入したほうが安いですよ!
売り切れる前に購入しましょう!

【レビュー】スミッコ探偵倶楽部 PARTⅡ うしろめたい少女

なつくもゆるる予約特典「スミッコ探偵倶楽部 PARTⅡ うしろめたい少女」のレビューです。

なつくもゆるるが本ブログの記事で割と辛口評価されていますが、私たちの愛が強すぎたゆえんです・・・。
渡辺さんの作品に触れたことのない方であれば、非常に楽しめる一作のはずです。
それについてはまた別の機会に書けたらと思います。

ということで、スミッコ探偵倶楽部 PARTⅡ うしろめたい少女(以下うしろめたい少女)のレビューです。
この作品は、シナリオ担当が渡辺僚一先生ではなく、なんと荒川工先生が担当されています。
有名ライターさん起用ということで、予算は大丈夫なのかという不安がよぎるのですが、果たして黒字は達成できたのでしょうか…!?


以下、感想です。

クリックで感想(ネタバレあり)


正直な感想を言うと、あきおの名探偵・タノウマベイに消ゆの2作に比べると笑いの面が弱かったかなー?という感じです。
3作品とも元ネタが中年層をターゲットとしたものなので、その層ではない私は半分も元ネタが分からない状況でした。
それでも前の2作品は勢いで笑わせてくれましたが、今作は勢いが弱かったような気がしました。

ただ、表現的にはうまい!と思えるシーンが多かったので、退屈はせずに楽しくプレイできました。
まあ、親父ギャグ的な意味なのですが、

umai.jpg


umai2.jpg

という感じで「おおー、うまいなwww」ってなりました。
あとは、波乱を「よぶ」など言葉の使い方にセンスがあって、おもしろかったです。




特筆すべき点を二点とりあげて言うとしたら、まず、冒頭シーンです。

shabettaaaaaa.jpg

冒頭でいきなり死体がしゃべります。
というか、今作のピークはこの冒頭に集約されていましたwwwww

なんせ

jikoshinkoku.jpg

jikoshinkoku2.jpg

まさかの自己申告
ひどい、ひどすぎます!(褒め言葉)


もう一点はライターの自虐ネタです。
スクショをあげようかと思ったのですが、少しアレなのでやめておきますwww
荒川先生ファンの方なら自明のものなのかもしれないのですが、私は知らなかったので思わずマ○オさんみたいに「ええーっ!?」って驚いてしまいました。
某メ○ャーリーガーと同じ学校だったとか、部活動の悲劇とか。
あ、ライターになった後の呪われ体質だけは知っていました!
・・・すみっこソフトの明日はどっちだ。


まとめ

まとめ

この一言が制作陣とプレイヤーの気持ちを見事に表現していると思いますwww
私としてはいい意味で「どうしてこうなった」という感想ですwww

おまけシナリオは期待通りの面白さでした。

次回作期待しています!(すみっこソフトのお偉いさんに向けて)


追記

ところで、パッケージ絵は一体何を表していたのでしょうか…?

君と彼女と彼女の恋。 感想

20130420132813.jpg


ゲームをプレイしていて、
久しぶりに体が震えました。

それは、ただ単純に素晴らしかったから。
一体なにが?

演出が。

僕は今まで「美少女ゲーム」を色々やってきましたが、
ここまで演出の素晴らしいものをやったことがありません。
それは「魔法使いの夜」とはまた異なるベクトルの素晴らしさでした。


そしてその演出は、ゲーム内・ゲーム外ともに僕を楽しませてくれました。

それはキャラクター。
それは選択肢システム。
それは開けた時のあれ(ネタバレ防止)。


それら全てが、今現在の「美少女ゲーム」という概念を根本から覆すものばかりであるように感じました。
ゲーム内の演出をする作品は多いのですが、
ゲーム外でこれほど演出を魅せてくれる作品には初めて出会いました。



内容についてはなにも触れません。
それはなにを書いてもネタバレになってしまうから。
じゃあこの記事になんの価値があるのか?

ないのかもしれません。
ですが僕はあえて書きます。

この作品は今まで美少女ゲームをたくさんやってきた人に是非プレイして欲しい。
この作品を今までの美少女ゲームと同じだと思って素通りしてほしくない。
例え点数が70点であっても関係ない。
これは新たなる美少女ゲームの「可能性」だと思います。
Yu-noから、CROSS†CHANNELから、Ever17から、新たなる可能性が生まれました。
僕はこの作品にはそんな「可能性」が眠っていると感じています。
確かに短いかもしれません。
全体のプレイ時間はどう考えても10時間程度です。
これに7000円は高いかもしれない。
だけど、それでも是非やって欲しいのです。

この記事を読んで、やってみて、つまらないと感じたとしたらごめんなさい。
僕の見る目がなかったです。
本当に申し訳ないです。

でも、もしやって、新たなる可能性を感じたら。
もしも感動できたら。
そんな機会の一端を担えたとしたら、僕としては記事を書いて、これほど嬉しいことはありません。


ひとまず「君と彼女と彼女の恋」の感想を書き終えます。
すごく充実した10時間でした。

なつくもゆるる 感想

長らく更新できなくてすいません

さて、今回は超超超期待作!!
去年度覇者(当社比)「はるまで、くるる。」の続編!!
なつくる
なつくもゆるる
待ちに待ちました…
ちゃんとウォーミングアップにタノウマベイに来ゆを前日に再プレイしました
はるまで、くるる。の公式ファンブックも読みなおしました
完璧な状態でのプレイといっても過言ではないでしょう

そんな私がプレイした感想です

は る く る で よ く ね ?

いえ決して面白くなかったわけではないのですよ
自殺病から広がる世界観は悪いものではなかったですし
キャラ同士の掛け合いも面白かったです

しかし世界観に引っ張られ過ぎて話が少しごちゃごちゃしていた感じがあり
はるくるはプレイし終わった後とてもすがすがしい気持ちになりましたが
この作品にはそういったすがすがしさがありませんでした

総プレイ時間は大体15時間弱くらいです
ネタばれも含む感想は下をクリックしてください

【クリックで展開】ネタバレあり感想

正直このゲームが最終的にいいたかったことがよくわかりませんでした
きっとはるくると同じで心と体の事だろうと思うのですが
はるくるは個別ルートごとにちゃんとしたテーマがあったのですが
なつくるではそれが感じられませんでした

紫穂ルートA
わんわん
何このあざとい生物
このルートを紫穂ルートとするのには少し抵抗がありますが
まぁ他に言い方見つからなかったので仮に紫穂ルートAとしておきましょう
このルートは世界観導入変として意味不明な世界をいかにもな雰囲気で醸し出したルートでした
主人公の部屋に春来るのポスターが貼られているのを見て興奮したのは私だけじゃないはず

姫佳ルート
何この聖水天使
もうこのルートでいいたいことは一つだけだ
昭和40年の3月15日生まれの人はパスワードに0315を使うと思うぞ

りねルート
胸があるなり法隆寺
なんで法隆寺って言っちゃうかなぁ
法隆寺の裏設定とか出てきたけどすっごい薄い設定だったし…
一番好きなキャラではあるのですが法隆寺法隆二うるさいのが唯一の欠点でした
あとこのルートでようやくかものはしがしゃべりました

ユウリルート
ア ナ ル

紫穂ルートB
ワウちゃんさんかっけぇ
零佳さんと戦うわけだけど関節技を決めた方が勝ちと言うのは分かるが
関節技ってどういうふうに決めるのか想像がつきづらかったです
最後は地球にまで関節技決めちゃうんですねカッコイイです進さん





このゲームで爆笑ポイントは二つあります

まずは一つ目

shasei.jpg
huyune.jpg

このゲームの一番の見せ場だと思いますw
前作をやっている人にとっては爆笑不可避でしょう

そして二つ目
きたうんこたろう

僕たちのアイドル喜多雲航太郎さんです
喜多雲航太郎→きたうんこうたろう→きたウンコ太郎
きっとこいつの名前はトイレで決まったと思います
渡辺さん便秘だったのかもしれませんね
脱糞時の快感とともにこいつの名前が決まったに違いありません
あの人ならファッキンやりかねません


まとめちゃうと正直期待外れの感覚がなかったと言ったら嘘になります
前述しましたが普通に面白い作品ではあるのです
しかしはるまで、くるる。の続編と言うことになるとやっぱりハードルがあがっちゃうと言うかなんといいますか

次回作に期待、って感じですね…

テーマ : エロゲー
ジャンル : ゲーム

なつくもゆるる 体験版 感想



すみっこソフト『なつくもゆるる』応援中!




ようやく出ました体験版!
というわけでさっそくプレイしました。

お、面白そう!


ギャグは相変わらず冴え渡っていますが、「はるくる」「冬は幻の鏡」よりは微妙かも…。
笑うところが少なかったように感じました(それでも他の作品よりは多かったですが)。
それと体験版の段階ではキャラが微妙です。

・りねが法隆寺法隆寺うるさい
・紫穂は「がるるる」とうるさい
・姫佳は想像以上に普通
・ユウリは一番安定していますが、体験版では出番少なかった…。

それと、舜はちょっとIndigoの高尾とかぶります。
渡辺さんの描く男キャラはちょっと変態すぎてついていけないところがあるんですよね…。



とまぁそんな表面的なことは置いておいて、内容について。

saigo2.jpg



思わず鳥肌がたちました。
すみっこソフトのブログでも書かれていましたが、
この作品のテーマの一つには「世界の終わり」があるそうです。
「幼いこと」と「世界の終わり」この二つがどのようにつながるのでしょうか?
ここでは体験版で明らかになった情報を元に、
体験版で出てきた伏線について少し考えてみたいと思います。


まずは体験版で出ていた伏線を集めてみます。

・潮溜まり
・主人公と紫穂は虎と同じような目をしていた。
・夜目が効く
・幼い容姿
・停電
・自殺病
・相対性理論とタイムスリップ
・狂気を集める
・世界の終わり


まずは停電とタイムスリップ
ユウリとの会話で相対性理論では人間では用意できないほどの質量があれば、
タイムスリップ可能であることが仄めかされています。
そして、街中が停電したことから、電気を集めることによって世界の終わり(おそらく自殺病患者で溢れて人類が滅亡した未来)にタイムスリップするエネルギーを得たんじゃないかなぁ、と。
ただこれは因果関係が逆かもしれないので(電気を集めてタイムスリップ→停電ではなく、タイムスリップして廃墟を見たから停電しているように感じた)、本当のところはどうなのかわかりません。

ちなみに、ユウリとの会話の前に部長と「自殺に見せかけて殺す犯人」について話していますが、あれはミスリードじゃないかと睨んでいます。

次に「潮溜まり」について。
潮溜まりの内容をまとめると、

・最高位の捕食者がいることで、生態系のバランスはとれている。
・勝者の存在しない多くの種が暮らせる世界が作られる。
・みんなを食べる動物がいないと、どちらかがいなくなるまでの戦いが始まる

といったところでしょうか。

siodamari.jpg



捕食者というのはなにを表しているのでしょうか?
人間に当てはめると、食べるというイメージよりはバランスを保つという意味をくんで「管理者」くらいが妥当かと思います。
さて、ここで

潮溜まり→施設
マツバガイ→自殺病患者(なぜかロリが多い)
ヒトデ→主人公

と置き換えられるのではないかと想像します。
主人公の目が虎と同じように感じたという紫穂のセリフが根拠です。
でもヒトデがいたら自殺病患者は増えないことがひっかかります。
そこで、発想を変えて、この作品が「主人公がヒトデになるための物語」ならどうでしょうか。
姉は弟をそう育てようとしたと。
だからヒトデになれなかった主人公を見て「つくづく使えない弟」と言ったのかもしれません。

・・・うーん、なんの根拠もない笑


やはり体験版(2時間程度)ではここらへんが限界なのか…。
ですがこのようにまだ見ぬ作品を、勝手に妄想するのも結構楽しいものですね。
渡辺さんが幼いことにどのような意味を与えるのか、それがいまから楽しみでなりません。
製品版が待ち遠しいです。



関係ありませんが、これはちょっとした思いつき。

最近のエロゲ業界は意味もなく幼い容姿のキャラが多くなった気がします。
この作品は、
このままいくとロリキャラの飽和(自殺病の患者はなぜかロリが多い)が
エロゲ業界自体の衰退(世界の終わり)につながるのではないか、
と業界全体を啓発しているようにも感じられるのです。

これはあくまでも想像なので、伏線とはなんの関係もありませんが、
「幼いことには意味がある」というのはやっぱりそこらへんのことを意識しての言葉かなと思いました。

百花繚乱エリクシル 感想


百花繚乱エリクシルの感想です。
ネットでかなり評判が良かったのでやってみました。
最近私生活が忙しいせいで、クリアに1週間もかかってしまいました。
反省。

まずはじめに公式ホームページを見て驚いたのは、この作品の過程がすべて書かれていたことです。
以下がそのキャプチャ↓

シナリオ


そうです。
さらっと書かれていますが、
主人公の行う村おこしは成功するのです!!


まぁ失敗しないだろうなとは思っていましたが、ここまで大っぴらに書かれると…。
少なくともこの作品に関してはネタバレの心配はしなくてよさそうだということはわかりました。
で、ここまで書かれていてなにが面白いのだろうかと思いつつプレイしていたのですが…

これが意外と面白い!!

びっくりしました。
読んでいても飽きさせないテキスト。
予定調和だと思っていても、村おこしまでは結構面白かったです。
贅沢を言えばもう少しトラブルがあってもよかったかなと思いますが、
あれだけ平凡なことしか起こっていないのによくここまで面白くしたものだと感心しました。
ライターさんの力でしょうね。

ただ、残念なことに個別に入ると各ルート間の矛盾がひどくなります。
主にカトレアルートと他のルートの矛盾がひどくて、やっててげんなりしました。
詳しくは誰でも感じると思うので省略します。
僕は個別ルートに入ると別の世界線に入ると解釈しました。


キャラについても少し。
一番可愛かったのはカトレアでしょうか。
ものすごく可愛らしくて、皿洗いのSD絵にはみなさん悶えたことでしょう。
年齢については触れてあげないでください。
他のキャラはうーん…。
良くもなく悪くもなくといった感じでしょうか。


結論

個別の矛盾以外は安定して面白かったです。
僕はこの作品がAXLの初めての作品ですが、これだけで十分お腹いっぱいになりました。
次は「こなたよりかなたまで」でもやろうかなぁ、すでに次の作品へ思いを馳せております。


追伸

sassi.jpg

サンドラさん。
「あ……(察し)」じゃないですよ。
淫夢ネタはやめてください。

【レビュー】Rain memory-あまやどり-

なつくる


僕は、雨が嫌いだ。



同人サークルflapによる短編ゲームで、ダウンロード版が1980円と低価格帯です。
それに伴いプレイ時間も3時間ほどと一晩夜更かしをすればコンプできてしまう代物です。

雨の日がメインの舞台となっていることもあってか、暗めの作品です。ダウナー系とでも言うのでしょうか?
設定自体はノベルゲーム界隈では見たことのある、言ってしまえばありきたりなものですし、展開も既視感があるかもしれません。
文章は雰囲気にあった感じなので、ギャグ要素は皆無です。あと、ダウナー系の雰囲気を出すためなのか、ところどころ文語調になったりします。(「やっぱり」を「矢ッ張り」と表現しているなど)
少しなのですが、そういうのが鼻につく人はつくかもしれないです。

良かった点としては、キャラの感情の機微をうまく表現されていた点です。
設定で「またこの手のゲームかー」とうんざりしそうになりつつも、他のゲームとはちょっと違ったスパイスがあったので苦どころか楽しくプレイできました。
キャラ視点で語られるゲームの技法としてセンスを感じました。
また、ラストの展開も特徴の一つかと思います。
それまでの展開は予想できるのですが、ラストは少し驚かされました。

他に評価できる点としては抜き要素が高かったという点です。
絵柄は可愛らしい感じなのですが、Hシーンが妙にエロい。
シナリオの評判を見て購入したため、エロについては考慮していなかったのですが、予想外のエロさにびっくりしましたww
バリエーションも豊富で、チアガールや水着、体操着といった学園ものの定番から病院で器具を使ったものなどがあります。
好きなジャンルがあれば、抜き要素としても使用可かと思われます。
また、「簡単鑑賞モード」というもので本作をプレイせずにCGや回想シーンを観ることが可能になるというシステムが搭載されています。プレイしなくてもエロ目的に走れる便利機能です!
・・・このようなモードがついているということは抜き要素も売りの一つとしてPRしていたということなのでしょうか?
私はプレイするまでまったく知りませんでした・・・。お恥ずかしい限りです^^;;;

低価格帯のゲームでシナリオがそこそこよく、かつ抜き要素としても十分なので非常にコストパフォーマンスは高いと思います。
名作のように素晴らしい展開や感動といったものは得られないかもしれないですが、心のどこかにひっかき傷を残していく、そんな作品でした。

現在「DMM.com」さんにて半額セール980円でダウンロード購入可能なので、ゴールデンウィークにとくにすることないなー、と思っていらっしゃる方は購入してみてはいかがでしょうか?



以下ネタバレあり(クリックして展開)




3周目までの主人公の心情はうまいな、と思いました。
1周目から主人公がひたすらに違和感を抱いていて、3周目のTRUEでその違和感の正体に気付くというのは面白かったです。
ループものに主人公が「気付く」という点にうまく焦点を当てていたのがうまい、と思いました。

TRUEルートのラストのラストで一気にひっくり返されるような形になっていたのが個人的に好印象です。
TRUEルートのラスト直前までは「あー、二人は無事に幸せになれたんだなー。イイハナシダナー」という印象で、ちょっと物足りなさを感じてただけに、いきなり「え、なにそのセリフ!?」ってなりましたwww
また、TRUE後に再プレイしたときはシンフォニック=レインを彷彿とさせる鬱要素を感じました。
玲音にまた会えるかという問いに対して「……うん。思うよ……僕は」というセリフがあるのですが、それまでのループとは違った重みが与えられてぞくっとしました。
「だから僕は繰り返さなければいけない」
という言葉を残してこの物語は輪廻の輪の中に閉じていったのがとても印象的でした。

ループものの作品というのはとかく「ループを超越した世界を目指す」というものが多いですが、今作は逆に「ループの中に閉じ込められていたい」という形になっていて、負のエネルギーを感じさせます。
個人的にはそこが斬新に思えました。
前者の場合だと、ループを超越して物語が区切られるという点で読後感がすっきりしたものになるのですが、後者である今作はもやもやします。
「え、これで終わりなの?主人公はどうなったの?玲音は?」
という気持ちを抱えたままゲームを去ることになります。
これで玲音が目を覚まして主人公を見守る、といった描写でもあれば、少しは救われた気持ちになるのですが、そういうものもなかったので、結局二人は・・・。

きれいに終わって「いい話だった」とすっきりする感じではなく、なんともいえない終わりを迎えてもやもやするというタイプの作品です。
そういった形の作品としてはとても出来のよい作品でした。



追記
調べてみたら、Gyuttoさんでも半額セールがなされているようでした。
5月13日までらしいのでよろしければどうぞー!

【体験版】女装海峡

女装海峡バナー

脳内彼女の男の娘シリーズ第2弾の体験版レビューです。
萌えゲーアワードの話題部門金賞を獲得した「女装山脈」に続く第二作目。

立ち絵ありのキャラが全員男の娘というエロゲーとしてはかなり異端な作品ですwww
その立ち絵もパンツが見えると股間部がもっこりしていて、細部までこだわっているんだなーと感心しました。

体験版は2時間程度で、物語の全貌がほとんど明らかになっている感じです。共通パートのほぼ全部を収録しているのかも?
Hシーンは3シーンで本番はなしです。
全部男の娘に攻められる流れのもので、主人公のち○こが弄ばれています。
サンプルを見ている感じだと本番シーン以外のプレイも多いようなので、男の娘に弄ばれるのがいい!っていう方にぴったりかも?
個人的には主人公がヒロイン(?)のち○こを弄んだりするプレイがあるのかが気になります!

見た目が完全に女の子なので、ホモとかショタの属性がなくても結構プレイできると思います。
正直ふたなり少女と見ることも可能なので、ち○こがついた女の子がHなことしているのが好きな方もいけるかと。
厳密には男の娘とふたなりは似て非なるものらしいのですが、そういうことを考えずに気軽にプレイしたら楽しめると思います。

製品版は3800円とロープライスものなので、ニッチな抜きゲ―をしてみたい!という方は要チェックです!


おまけ

hougen

波打際のむ○みさんが巷で話題になっている中で、九州北部の訛りで話すキャラが出てくるというのはタイムリーだなーと思いましたwww

強盗、娼婦のヒモになる 感想


「強盗、娼婦のヒモになる」プレイしました。
心理学が使われているとか、話が短いながらも上手く完結させてるとか
この作品の良かった点はたくさんありますが、

トラ子さんの圧倒的かわいさ

には到底かなわないでしょう。
あの薬のセリフに憤りを覚えたのは僕だけではないはず…。

飽きさせないテキストでなかなかおもしろかったです。
この「なかなか」というのはやっぱり最後のオチに納得できないからだと思います。
でも2時間程度で納得できるところまで持っていくのも難しいかなぁとも思うので、
「なかなか」という表現が一番正しいような気がします。

ツイッターでも書きましたが、時間がなくてそれなりに面白い話を読みたい方におすすめです。
または心理学、またはメンタリズムに興味がある人も楽しめるかもしれません。
あ、やっぱりトラ子さんに会うだけでも価値があるので是非プレイしてみてください笑

ちなみに僕はこの作品をやってメンタリズムに弱いことがわかりました。
根が素直なんだろうなぁ笑


クリックでネタバレ


納得出来ないのは最後のじゃんけんシーン。
結局母親は嘘つきで主人公も母親を信じていなかった。
あれほど「異常」だと言われた母親があの程度の説得で改心するとは思えませんが、
そうすればこの作品の伝えたかったことは一体なんなのでしょうか?
最後にみんなで幸せそうに暮らすシーンがありますが、今にも崩れそうに思えます。

もう少し時間があればそこらへんのことも丁寧に描けたのでしょうが、如何せん短い。
それだけが惜しかったです。

でもギャルゲと心理学がこんなに相性がいいとはびっくりしました。
確かにメンタリズムはある選択肢を人に選ばせることだから、
相性がいいのは当然なのだけど、その発想は全くなかったです。
これに気がつけただけでもこの作品をプレイした価値があったのかもしれません。

弥生ちゃんかわかわ
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プロフィール

間宮卓司様

Author:間宮卓司様
やったゲームの感想などを書いてます。
4人でやってるので、記事によって文体が違います。
好きなゲームはいろいろ。
嫌いなゲームもいろいろ。
そしていろいろな場所に住んでおります。


スパイラルマターイ ミ☆

◇Twitterはじめました。
Twitterアカウント
msd_kai





ご意見・ご要望、その他何かございましたら以下のメールアドレスまでよろしくお願いします。(☆を@に変えてください)

takuji_misudo☆yahoo.co.jp

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