ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1- 感想
「ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-」プレイし終えました。
某レビューサイトでめちゃくちゃ評価が高かったのでめちゃくちゃ期待してやったのですが…。
正直がっかりでした。
よく言われるように3章までは某作品と似つつもこの作品にしかないものがあって面白かったです。
4章もあれはゲームなのかという議論はさておき嫌いじゃなかったです。
だが5章。お前はダメだ。
詳しくはネタバレで書きます。
ここで5章の悪口を言ってても仕方ないのでまずは1~4章について。
キャラがすごくいいです。
特に主税のキャラが良くて、3章は主税のおかげでものすごく楽しめました。
彼女だけでこの作品の魅力は3割くらい増したと言っても過言ではないでしょう。
他にも内蔵助や清水一美や新八といった敵味方関係なく魅力的なキャラが多いです。
これはこの作品の非常に良かった点だと思います。
また、4章は吉良上野介のサイドからの話なので普段語られない赤穂浪士の裏話は非常に面白かったです。
ただ、それはゲームとして面白いのではなく、小説として面白かったので別にゲームという媒体じゃなくてもよかったかなぁと思います。
総プレイ時間は約35時間。
よくマブラヴが好きな人にオススメというコメントを見ますが、それは微妙だと思います。
展開が似てるんですよね。
なのでマブラヴをやったことがない人、マブラヴは長くてやる時間がない人(こっちもかなり長いですが)にオススメだと思います。
でも、プレイ時間的にも10時間ほどしか変わらないので、できればマブラヴをやることをオススメします。
詳しくは以下ネタバレ
クリックでネタバレ

へ、蛇が浮いとるーーー!!!!
出てくるのはいいとしてなぜ空を飛ぶ。
しばらく見てると星座みたいに見えてくるから不思議です。
まぁ蛇はどうでもいいです。
別にそんな演出に怒ってるわけではないのです。
今まで散々運命は変えられないことを言ってたのに5章では変え放題。
歴史的に(文献上)同じだったらいいの!?
1~4章の苦労はなんだったのか。
運命を欺くのが簡単すぎる。
ラストに自殺したはずの人が次々と出てきた時には唖然としました。
そして千鳥を持った時の身体能力の向上。
演出を派手にしたかったという製作者サイドの言い分も分かるのですが、これはやりすぎ。

蛇を浮かせるからこういうことになるんやでぇ…。
4つに分けた理由もいまいちピンとこず、それぞれのヒロインに見せ場を作りたかったんだろうなぁとしか思えませんでした。
とにかく人間が多すぎて、そしてみんなを目立たせようとするから全体がぼんやりとした印象を持ちました。
とにかく5章は酷かった。
終わりよければなのに、終わりが酷かったばっかりに「忠臣蔵」という作品にいいイメージがありません。
1~4章に光る部分もあっただけに、それが残念です。
次の作品に期待したいと思います。
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