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ギャングスタ・リパブリカ 感想




ということでね、久しぶりにergをやりました。
white softのギャングスタ・リパブリカ。
猫撫ディストーションをやって、この人の書く物は理解できない!と思ったんですが、今作はあれより分かり易かった。
とはいえ、あくまで"猫撫でより分かり易かった"程度で相変わらず難しかった事に違いはありません。
そういった難しいことについては批評空間あたりに色々転がってるのであちらに任せて、ざっくりと紹介。

まず、この作品にergとしての実用性を求めてはならない。
シーンは各キャラ4回ずつの計16シーンある。大体どれも短い。そしてこれらは全て1部の中で消化される。
面白くなってくるのは2部以降なので、僕としては「あぁ、面倒なシーンは全部1部に詰め込んだんだな…」という感じでした。
実際、2部でもヒロインとそういう展開になる部分はありますが、適当に濁してすぐ暗転、みたいな感じで流されます。

次に、物語性を求めてはならない。
起承転結、なんてものはない。あえて言うならば、起承転転転転 かな。いやもう本当に。
突然新たな設定が至極当たり前のように出てくるし、1部の日常シーンは面白くないし、終わった後は頭の中で?マークが渦巻く。

それでも、やり終えた後なんだか楽しかった。
2部において主人公を巡り、ヒロイン達が1vs1で話し合うのは読んでいて面白かったし、何よりも、明らかになっていない事柄が多いので、レビューを読んだり、また起動して自分で考えたりするのが楽しかった。
そういう作業が好きな人はやってみてもいいのではないか、とも思うが…

何はともあれ、続編が5月に出る予定なので、それの評価を待ってから手を出したほうがいいんじゃないかな。

一応買うつもりなので、6月あたりに感想書く予定です。
以下、レビューを読み漁ってもいまいちしっくりこなかった事柄リスト

クリックでネタバレ



・ヒッパルコスタワーと主人公
二つの後日談において、主人公の設定には矛盾が生じている。
禊ルートにおいては、ループが可能であり、こおりルートにおいてループが出来ない。
このことについて述べているレビューは多く、こおりとキスした主人公が禊ルートの方であり、禊とキスしたほうがこおりルートの主人公であるという意見が多い。
まぁ、それは良いとして、二つの後日談どちらにおいても、禊の母親が現れ、ヒッパルコスタワーの見学へいくこととなる。このとき、希とこおりが主人公に気を遣って話しかける。
こおりルートの場合、ヒッパルコスの天使にループ能力を奪われているので納得できるが、禊ルートの場合はそういった過去はないので、このような展開に疑問を感じる。ループ能力を奪われはしなかったとしても、過去にヒッパルコスタワーとなんらかの因縁があったのかどうか。
また、禊の母がアホ毛であったことも、気になる要素の一つ。


・悪と救世主

作中において、悪と救世主は非常に近しいものであると考えられていたように思うが、2つの後日談において、ギャング部はそれぞれ一つのみを選んだように感じた。
というのも、それぞれにおいてギャング部の面子は一人の苦しみを和らげるために行動した。
禊ルートにおいては、禊の苦しみを和らげるために、皆で救世主を志した。
こおりルートにおいては、主人公の孤独を和らげるために、皆がループを捨て、悪を選んだ。
前述したように、2つの後日談において主人公のループ特性は異なる。
これについて、より大きなループ周期を持つ者のループに基づく並行世界であるという案が一番しっくりきたので、仮に続編でこの2つを区別するようなことがあれば面白いなぁ、なんて思いました。

・アマネ
こおりルートにおいても、禊ルートにおいても、子供の名はアマネである。
こおりの方は、天音。禊ルートでは周。
天音は主人公がアマネがいいと言ったのでいいとして、禊のほうは禊側がつけたので、何とも気になる偶然。
主人公の回想において、アマネちゃんが悪の男をパパと呼んでたのがどうしても気になるよね!

まぁそんな感じで。何はともあれ結局続編次第!としか言えないんだよなぁ。




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雑記



感想記事以外はあまり書きたくなかったのですが、広告でちゃったので、雑記という形で失礼。

そもそも、何で記事書けないかというと、忙しい云々よりも、下半期に興味のあるゲームが全然出ないためです。
まぁ、こればっかりは仕方が無い。
一応、来年の発売リストとかも目を通してはいるのですが、正直期待してるのは、ハピメアFDくらいですかねー。
上に埋め込みいれてますが、OP曲がかなり良い感じです。
人気投票4位だったアリなんとかさんが、ヒロインであるかのような印象を受けますが、おそらく錯覚でしょう。
キャラゲーとして、というか弥生と舞亜が好きなので、これは99パーセント買います。
後は…Twitterとかで発表されてた、イノグレの新作も買う予定です。


ついでに、アニメの話。
ホワルバ2を見ていると、アニメ化ってのはやっぱり難しいのだな、と感じます。
はっきり言って、アニメの方が良かったシーンというのは非常に少ない。
サウンドオブディスティニーの入りとかくらい…?
あと、かずさ派に喧嘩うってんのかなー、と思いますねー。あれはただの可愛い子でしかない。notかずさ。

一方、アニメ化すげー頑張ってるな、と思うのはリトルバスターズ。
正直期待してなかったので、1期は1話も見てないんですが、リフレインからの出来が半端なく良い。
これには本当に驚いた。
原作好きだけど、アニメ化とか絶対こけるだろうから見ない!って決めてる人も、2期のリフレイン以降だけは是非見てほしいですねー。


以上、皆様よいお年を。

WORLD END ECONOMiCA 感想




サークル、Spicy Tailsによるビジュアルノベル、WORLD END ECONOMiCA
ep1からep3の三部作になっており、今夏にep3を発売し、シリーズが完結しました。

私はep1購入後、これは一気にやった方がいい作品だろうなーと思ったので、ep3発売をずっと待っていたのですが、先日ようやくプレイし終えました。
いやー、面白かった!
経済を扱ったビジュアルノベルは少ないように感じる…というのは、波間の国のファウストの記事にもあった気はするのですが、その中でも群を抜いて面白かった。

まず、経済ものは扱うジャンルそのものが難点で、難しそうだから、と敬遠されがちだと思うのですが、この作品は図も使った丁寧な解説があり、ep3の用語集にも例がのっていたりと非常に分かりやすかった。
今何が起こっているのか? どう対処するべきなのか? 
それが分からなければ、面白さが半減する物なので、この点は非常に重要だと思います。
実際、ちゃんと説明があったからこそ、ep1の緊迫感はすさまじいものでした。

次に、キャラクターとその変化が素晴らしかった。
主人公を含めた多くのキャラクターが成長していくのが非常に鮮やかに描かれていたように思います。
特に、ep3はep1と重なる場面がちらほらあったので、主人公が成長してるのを実感できて、何とも嬉しくなります。
また、どのキャラクターも各々良い味を出していたので、日常会話でだれることがない。
そして、その会話が後々に生きてくるという無駄の無い構成だったので、非常に楽しかった。
エレノアちゃんや、バートン、クリス、トヤマと、好きなキャラクターは数えきれません。

最後に、音楽…主題歌もbgmもすごく良かった。
私は元々岸田教団が好きなので、主題歌に関しては少し贔屓が入ってるかもしれませんが、ep3のopである月光イノセンスは文句無しに最高だったと思います。
bgmは、Ice breakや核心など、場面を多いに盛り上げる曲から、クリスのテーマやThe Clubなどずっと聞いていられる曲と、非常に素晴らしかった。
是非ともサントラを売って欲しいですね。5kでも普通に買います。


経済ものらしい、大金を動かすが故の緊迫感、そして、主人公の成長。
この二つがこの作品の肝だと僕は思いますが、前者は大きな興奮と絶望を、後者は静かな興奮と喜びを与えてくれます。
経済とか難しそうで苦手、という人でも絶対に楽しめる作品だと思うので、お勧めです。
今年出た中で一番面白いんじゃないかなぁ、と私は思っております。
何でこんなに押してるかというと、本当に面白かった上に、某批評空間で、データ数がやたらめったら少ない上に、内容と関係の無い事で点数を下げる輩がいたので、そういうものを指標として、この作品をやらないのは本当に勿体無い!と思ったからです。

ちなみに、Ep3(Full)には、Ep1からEp3までの全てのエピソードが入っており、メロンやとらのあななんかで、2500円で買えます。

このシーンが良かった!というのが幾つもあるので、細かい事柄は以下のネタバレにて!


追記:サークル公式ページにて、Episode 1の無料公開が始まったようです。
   ttp://spicy-tails.net/index2.html

クリックでネタバレ



まずはep1.
ep1をやり始めて、バートンが出てきたあたりで、僕はep1でハガナや理沙と決別し、ep2でバートンの下で修行し、ep3で全員集合なのかなーと思っていたのですが…
何なんだよあの終わり方!
滅茶苦茶続きが気になる上に、想定以上にbadでした。
ハガナとの決別とか、なんかもう見てられなかった。
でも、素晴らしい1話だったと思います。この作品に一気にひきこまれました。


そしてep2.
穏やかな始まりから数時間の間は、何だか自分の心境も主人公と一緒でくすぶっているというか、もどかしい感じでしたが、そこからの盛り上げ方がやっぱり上手かったなぁ、と。
主人公が復活していく様――特に、エレノアとハンバーガーを食べた後に、何も計画たてていないのに、諦めきれずに手を伸ばすのがすごく好きでした。
あと、宇宙船での主人公とエレノアちゃんの会話も好きで…というか、エレノアとハンバーガー食べた後の全てのシーンが好きですね。
もう食らい付いて離さない、そう言ったはずのエレノアちゃんが完膚なきまでに権力に叩きのめされて、それでも主人公は諦めず…しかしアトラスの株という罠に気付き、絶望しながらも戦うことを決める。
ep2も最高に続きが気になる終わり方でした。


最後にep3.
アトラスとの戦いは省略なのか…と、少しがっかりしましたが、空港で閃いたシーンからの盛り上がり方は最高でした。
特に、主人公が住宅関連企業の元へと走り、閉店しているのを確認して注文するシーンは鳥肌が立った。
ep1において形成された人間関係からの情報を元に、これまたep1で深い傷と共に学んだ行動力によって、目標にたどり着く。
また、ハガナが絶望する主人公に対して、まだ方法はある、と税金について提案した後、それを信じてハガナと二人で主人公がバートンと交渉に行くのも最高だった。
バブルや軌道エレベータの人体への影響はep2の時点で指摘されていましたし、ep1から見事にこの作品は繋がっているなぁ、と感服しました。


あと、バートンは本当にいいキャラクターでしたね。
撤退の早さ、企業の調査、計画の立て方と全てにおいて卓越していて、ep2,ep3共に最悪のタイミングで電話をかけてくる上に、やろうとしている事のせいで憎めない。
最後の、主人公との交渉の後の "割り勘だ"とか本当に格好良いし、主人公と一緒に喜んでしまいました。


纏めると、本当に良い作品でした。
久しぶりに、続きが気になりすぎて16時間ぶっ通しでプレイしましたからね!(なつ○るは駄目だった…)






ハピメア 感想



体験版公開以降密かに期待していた作品、ハピメア。
体験版は少し盛り上がり始めたあたりで終わったので、どうなるかなーと不安だったのですが、思いの他完成度高めでした。
後にネタバレありの方で詳しく書きますが、アリスルートは結構綺麗に纏まってましたし、他のキャラもサブとしては十分な出来でした。

・シナリオ

まず、夢のちぐはぐ具合が面白かった。
Twitterにも書いたのですが、夢を見てると思ったら更に新たな夢の世界にぶち込まれてその中でもまた夢を見て、結局どこが現実だっけ、と胡蝶の夢状態になります。
ただ、主人公の性質上仕方ないとはいえ、似たような夢をこれまた似たような解決策で何度か通過したりするので、くどいと感じる人はいるかもしれません。
また、主人公が自分も危うい癖にやたら人助けしたり、少し鈍かったり、独白が多かったり、何ともラノベっぽい感じだなーと最初は思ってたのですが、煩悩と戦いながら意識して鈍感であろうとするその姿は何処か人間らしくて、結局は良いキャラしてたかな、と思えました。
あと、ヒロイン達も良いキャラしていて、サブルートはキャラゲーとしても楽しかったです。
体験版の時点で、アリスと弥生は良いキャラしていて、咲と景子は微妙そうだなぁ、と思っていたのですが、景子はルート入ってからいきなり可愛くなりましたし、咲もルートを進めれば進めるほど、こういうキャラになるのも必然だなぁ、と応援したくなりました。
ちなみに、サブルートの完成度は景子のみ一つ評価が落ちて、弥生=咲>景子でした。
弥生と咲はアリスルートに絡む部分がちらほら出てくるので、推奨攻略順は、最初に景子、その後に咲、弥生で最後にアリスですかね。
アリスルートの事を考えると、咲を3人目にすべきだという人もいると思うのですが、景子&咲と弥生は夢の使い方が違って面白かったのでその点を考えると弥生を3人目にしたいな、と思いました。
何より弥生が一番可愛いですからね!
もっと細かく書きたいのですが、ぽろっといらない事をいいそうなので、残りはネタバレ込みの部分で。

【ネタバレあり】各ルートの感想【クリックで展開】

まず一番微妙だった景子ルートから。
景子は可愛かったけど、結局舞亜と満足に別れていないこと、敵としての景子パパが何とも脅威として弱かったこと、この二つがあったので、私の中ではいまひとつな評価となりました。

次に咲ルート。
上でも書きましたが、全く期待してなかったが故に、すごく楽しかった。
咲と主人公の妙な関係、咲のキャラクターにも納得できましたし、咲が一人では舞亜を撃てなかったこと、最後に二人で舞亜を撃てたこと、この二つは分かっていても、好きな展開でした。
ただ、咲と主人公、二人とも舞亜がトラウマであるが故に舞亜関係の夢がやたらめったら出てきたのは少しくどいと感じる人もいるかな、とも思いました。
とはいえ、やはり3人の中では一番力が入ってたルートだと思いますし、エピローグを見て素直に良かったなぁ、と思えました。

お次は弥生ルート。
いやー、弥生可愛い。
体験版で弥生出てなかったら買ってなかった可能性が高い。
それくらい好みだったので、ルートも期待してましたが、舞亜のポジションを奪う展開は良かった。
また舞亜に導いてもらうのかなーと思っていただけに、あの展開はなかなかテンションが上がりました。
その後に舞亜と主人公の別れがちゃんとあったのも好印象。咲ルートの時点で舞亜の立ち位置が何となく想像つきましたが、この時点で確定。
弥生を止める手段はよくある展開だったので、まぁこんなもんかーという感じでしたが、後日談が良かったので、満足できました。

最後にアリスルート。
アリスの正体やこれが誰の夢であるか、あたりまでは概ね想像がついていたので、その後どうなるかが勝負だなーと思ってましたが、結構良かったと思います。
景子との会話が生かされてましたし、咲ルートでも要となっていた有子との会話が今回も鍵であったこと、そしてこれまで繰り返した夢を通しての成長。
ちゃんと主人公やってたのがなかなか好印象でした。
ただ、もう少し有子との会話なんかを過去に出しておいて、夢の中での書き換えを実際に見せていったほうが、頑張りました感があってよかったかな、と思いました。
最後の終わり方をご都合主義っぽく感じる人もいるのかもしれないけれど、僕はありだと思います。
夢は起きた時に絶対に無になるものではないですから。

おまけの舞亜ルート。
完全におまけでしたが、主人公との関係を思えば仕方のないことでしょう。
どのルートでも舞亜は良いキャラしてましたし、舞亜との決別…というよりは、折り合いのつけ方はやはり大事な見せ場だったと思います。
とはいえ、どうせ夢に堕ちるならば、舞亜が生き残った設定で幸せになった姿が見たかったですね。
まぁ、それは舞亜にとって空しいのかもしれませんが。それでも主人公のために頑張るんだろうなー。
進めれば進めるほど可愛くなるヒロインでした。



・システム&bgm

この作品はシステムが凄い。凄いとしか言いようが無い。
マウスジェスチャーなり、色々設定可能になってましたが、何より良いな、と思ったのはセーブ機能。
ハピメアシステム
少し画像が小さいですが、この画面の下部にアイコンが幾つか見えると思います。これを各セーブ部分につけることが可能なので、どれがどのルートのどのあたりか、というのを明確に区別できる。
いやー、便利でした。ほとんど使ってないけど。

また、bgmも結構頭に残るものが多かった。
部長のテーマであるBehind-the-scenes heroineとか、夢の世界でおなじみの、胡蝶の夢、Unhappy realityなどなど。
初回版はサントラ同梱なので、非常に嬉しい。


さて、そんな感じで結構満足してます。買って全く後悔してません。
上でも書きましたが、全体的に綺麗に纏まってるので、すっきり終われます。
スレでシーン数論争がありましたが、結局シーンは各4つずつ、舞亜だけ2つ。
舞亜やアリスなど、どちらかというとマゾが喜びそうなシチュエーションが多かった印象。
総プレイ時間は20時間弱くらいでしょうか、多くもなく少なくも無く、という感じでした。

テーマ : エロゲー
ジャンル : ゲーム

虚ノ少女 感想




殻ノ少女2、虚ノ少女。
発売日翌日から始めましたが、ようやくTrueENDにたどり着くことが出来ました。
書きたいことは幾つかありますが、まずは強く思った二つの事について。

①体験版は絶対にやるべき

多くの作品は体験版というと本編の序盤を切り取ったものですが、今作はそうではありません。
連続殺人事件における最初の事件は体験版においてのみ取り扱われており、本編はその事件の後から始まります。
そのため、この作品をやるならば絶対に公式hpから体験版をDLしてプレイすることを推奨します。

また、本編を進めていると、体験版のあのシーンはこれのことだったのか、という場面が幾つか出てくるので、そういう意味でも体験版をやっておいたほうが楽しめると思います。

②スキップがしんどすぎる!

2週目において、幾つか選択肢が追加されました。
このことから、1周目においてTrueENDにたどり着くことはほぼ不可能であると推測できます。
しかも、序盤から追加されてる部分があるので、2週目ははじめからやらなければなりません。
次の選択肢に移動 という項目が無い以上、既読スキップにしか頼ることが出来ないのですが、これが遅い。
前作までと違って、文章量が結構あるためかやたらめったら時間がかかる上に、発売当初である現在、攻略サイトもまだ無いので5時間くらいかけてようやく最後まできたのに前回と同じノーマルエンド、なんて事もあって本当に心が折れそうでした。
フローチャートシステムなり、演出や画像をカットした既読スキップを作るなり、何らかのシステムでこの不便さをどうにか解決してほしかったです。


さて、上記の通り今作はシナリオもボリュームがありました。
1周目だけでも20時間くらいかかったように思います。
パラノイア収録作品は全√あわせても12時間程度で終わるものばかりだったので、これには非常に驚きました。
しかも、序盤の過去編は少しだるいですが、それを終えると安定して面白かった。
サブ主人公として真崎は十分魅力的でしたし、サブキャラクター達も各々の行動が非常に興味深かった。
雪子や小夜、賢静に戌亥といったキャラクター達は好きでしたし、由良さんと紫ちゃんは天使でした。
私はイノグレで一番面白い作品は殻ではなくカルタグラだと思ってましたが、今作はそれと並ぶか、越える出来だったと思います。

また、イラストは更に綺麗になってましたし、bgmも相変わらず抜群に良かった。
TrueEnd後のタイトル画面で流れている曲とか、Doll colony -Disquieting-が大好きです。
システムに関しては上で不満を述べましたが、それ以外は問題なかったと思います。

纏めると、スキップシステムさえどうにかなっていれば、本当に良作だったと思います。
Twitterでも書きましたが、End10―TrueENDを見た後のEnd11―Paranoiaは本当に目にくる…。
殻ノ少女3への期待が高まる、素晴らしい2作目だったと思います。3の発売が非常に楽しみです!


おまけ
2週目において、行動パートは常に雪子を意識し、いなければ適当に。2週目で追加された選択肢は、めぐりの部屋には行き、花恋には真崎と答え、その後送って雪子の誘いを断り、最後に部屋で本を探さずに行けば1月18日の壁を越え、Trueにたどり着くことができました、参考になれば。

黄雷のガクトゥーン 感想




スチームパンクシリーズ第六弾、黄雷のガクトゥーン。
大機関boxを買ったものの、シャルノスを途中で放棄したので、このシリーズの半数もこなしていないわけですが、それでも楽しめました。

・シナリオ

①理解しやすい
セレナリア、インガノック、両作品とも終わってから、あれはどういうことだ?とロードして考える部分がちらほらありましたが、今作はそんなことはなく、謎の多くは最終章にてしっかりと明らかにしてくれるので、非常に分かりやすい。
これは好みが分かれると思いますが、私は良い点だと思います。

②同シリーズの作品をやっておく必要性があるかどうか
軽く某レビューサイトを見てまわった結果、どちらかというとこの問いに対してYesと答えてる人が多いように感じましたが、私はNoだと思います。
黄金階段、黄金瞳、クリッター、現象数式、結社・・・
確かに過去作品にもあったキーワードは幾つも出てきましたが、それを理解していないからといって物語がちんぷんかんぷんになるか?というとそうではない。
勿論知っていたほうが楽しめるのでしょうが、知らなくても楽しめるようには配慮されていたように感じました。

上記の2つ、そして、文章の読みやすさとキャラクターの良さを踏まえて、この作品はビジュアルノベルをやったことが無い人に勧めることが出来る作品だと思いました。
どの章も安定感があって、最終章はちゃんと盛り上がるように作られていて。
後半は少し乙女ゲーちっくなところもありましたが、それでも幅広い人が楽しめる作品だと思います。
とはいえ、ビジュアルノベルを馬鹿みたいにこなした人には、少し物足りないかもしれませんが…。

悪い点を挙げるとしたら、言葉の繰り返しでしょうか。
インガノックにおいても同じ言葉が繰り返し使われていましたが、基本的に戦闘シーンのみであり、ギー先生の圧倒的な強さを彩る愉快な要素でした。
今作でも戦闘シーンで繰り返しは使われました。インガノックのとき程ぐっときませんでしたが、別にこれは良い。
問題は、庭園の説明に繰り返しが使われたことです。毎回違う客が訪れることを踏まえて繰り返しを使ったのかもしれませんが、何だか冗長に感じました。

あと、第九章の話はもっと前の章でやっても良かったんじゃないかなぁ…と。8章の話の後に見知らぬキャラが出てくるのはちょっと変な感じがしました。4章の前後なら違和感なかったんでしょうけど。


・bgm&システム

bgmは相変わらず素晴らしい。これに関しては毎回ケチのつけようがないです。
システムもシンプルでよかった。
このシリーズは毎回ミニゲームに苦しめられてきた覚えがあるのですが、今回の例題システムは時間制限があるものの、非常に分かりやすくてやりやすかったです。
後は、キャラクターの絵を今話している人物のみ出す、というのも分かりやすくて私は良かったと思います。
背景もイラストも綺麗でした。


某批評空間では総プレイ時間平均は20時間程度とありましたが、私は12時間程度で終わりました。
上でも書きましたが、このゲームは割と万人受けするものだと思いますし、興味が沸いたならば、シリーズものであることなんて無視してやってみるのも良いと思います。

殻ノ少女 感想


「あゝ困ったわ、どうしましょう。これでは母様が完成しませんわ」



某作品に似ているとか、どれ選んでもBadエンドとか色々言われている今作ですが、私はそこまで気になりませんでした。
ぶっちゃけ、確かに似てるなーとは思うんですが、似ている部分よりもオリジナルな部分の方が魅力的でしたし。
BAD云々については価値観の問題ですしね、私はこれで良かったと思います…が、そう思えるのは続編発売が決定されているからかもしれません。
ではいつも通り簡単に。

・シナリオ


まず、何といってもカルタグラ勢がいたのは大きかったと思います。
これのお陰でかなりこの世界に馴染みやすくなりました。
12時間そこらとはいえ、一つの事件を見届けたキャラ達ですから、何かと愛着がわくというか、やっぱり幸せになってほしいと願えるんですよね。
少しずるい手だとは思いますが、私としては良かったかなーと。


レビュー読み漁っていると、シナリオの評判はあまりよろしくないようですが、そんなに言うほどだったかなぁ、と。
抜群に面白いというわけではないですが、そこらの推理小説に負けない程度にはしっかりしていたように思います、日常パートも苦しまずに読み進められましたし。
意表をつく展開なんかを期待してた人なんかはがっかりするかもしれませんけどね。
不気味な要素、狂気的なものを求めていたので、私はこの作品に結構満足できました。
特に、"殻ノ少女" 
あれはすごく魅力的だったと思います。

それから、作中における『ネアニスの卵』も結構良かったな、と。
全てを見終えてからもう一度読むと、なかなかに感慨深いというか面白い。


・システム&bgm

推理パートは悪くは無いんですが、やっぱり終盤はかったるかったですね。
まぁ最初らへんは普通に楽しめたので、±0でしょうか。
bgmは今作も良かったです、本当にこのブランドは安定感がある。



ということで、結構この作品には満足しているんですが、やはりカルタグラは超えられなかったかな、と。
全体的な出来はこちらの方が良いと思うんですが、強く印象に残る場面が今作には無かった。
強く印象に残るイメージはあったんですけどね…。

そんなこんなで、パラノイアに収録されている全ての作品を終えました。
どの作品も2日で終わったので(大体12時間程度)、そこまでボリュームは無いですが、十分楽しめました。
特にカルタグラは個人的にオススメですね。
ゲーム内時間を考慮すると、2月末あたりからカルタグラをはじめ、3月はじめに真ん中2作をこなし、中旬から殻ノ少女というのがベストだと思います。
1万弱でこれは普通にお買い得でした。虚ノ少女楽しみだなぁ。




Pianissimo&和みばこ 感想


私を浚いに来てくれて、ありがとうございます――おじさま


ということでさくっと、Pianissimoをクリアしました。
端的に言いまして、狂気成分が一気に減りました。
"弱さを認めてこそ、人は強くなれる"という表題の通り、狂気をテーマとした作品ではないのでしょうが、パラノイアに収録されていたこと、前作がなかなか良かったことから結構期待していたので少しがっかり。
何より、強くなる云々言ってますが、主人公が基本的に受身だったせいで結局お前成長してないやん、と言いたくなりました。

・シナリオ

今作も1ルート終わったらスキップを多用してさくさく他のルートも終わっていく感じだったのですが、前作に比べるとルートごとにおける情報量の差が少なかったように思います。
そのため、3ルートくらい終わらせたら、ほとんど新たな情報がなく、概ね事件の全体像はつかめてしまうので、その後は読むのが辛かったです。


・システム&bgm

システムは特に不満無し。前作とは違って、他のプログラムを開いていてもbgmが継続して流れていました。
今作もbgmは素晴らしく、どの場面で流れる曲も落ち着いた雰囲気で何度聴いても飽きませんでした。



とまぁ、あまり書いてませんがこんな感じでしょうか。
人為的に狂った状態を生み出す、というのはそれを用いて何をするかによって面白さが変わってくると思いますが、今作は微妙でした。
鍵となる事件に対してあまり感情移入できなかった時点で、駄目だったのかもしれませんね。



和みばこも折角収録されていたのでプレイしたのですが、1つの記事として書くには微妙な量なので以下に少しだけ。
凛の話とサクラメントはどちらも面白かったです。カルタグラが好きな方、特に由良が好きな方はサクラメントを、凛が好きな方は勿論、凛の話をプレイすることをお奨めします。
いのぐれは・・・やらなくてもいいんじゃないかなぁ、と思いました。


ということで、次の感想は殻ノ少女となります。カルタグラ以上のものを期待してるんですがどうなのだろうか!

カルタグラ 感想



秋吾、彼の物語を読み解く鍵は――『愛』だよ


ようやっとパラノイアを購入したので、さっそくカルタグラをやってみました。
op曲の恋獄が大好きなので、この作品には結構期待していたのですが、実際面白かったです。

・シナリオ

ミステリというのはなかなかに難しいもので、簡単なトリックを使うと、もっとちゃんと考えろと叩かれ、難しすぎると分かるわけねーだろ作者のオナニーに付き合ってられん、と叩かれているような気がしますがその点、この作品は適度な難易度だったように思います。
登場人物が少ないので黒幕は消去法で簡単に導き出せるのですが、理由が分からないので続きが気になるんですよね。
最後も綺麗に纏めましたし、定番のネタを使いつつ、タブーは犯さない無難な作品という印象を受けました。

とだけ書くと寂しいのでもう少しだけ。
全体的にすごく好きな雰囲気でした。主人公と雪白の関係とか、たこ焼き屋のおやじとか。
偏った見方かもしれませんが、時代を現代にしていたら、狂気的な事件はしばしばネットと関連付けられてしまい、すごく陳腐なものに見えるので、今作のような古すぎるわけでも新しすぎるわけでもない時代が舞台なのは私としてはすごく良かったと思います。

・システム&bgm

bgmが作品の雰囲気にあっていて、すごく良かったです。
レンゴクとか悠久はやり終わったあとサウンドルームでずっと聞いてました。
サントラが買えないのは非常に悲しい・・・。

システムは基本的に不満は無かったのですが、bgmがいいだけに、他のプログラムを開くと曲が聞こえなくなるのが辛い。



上のムービーを見れば分かるように、このゲームは冬ゲーです。
どちらかというと2月や3月、冬の終わり際にやるのがベストな気がするので、その時期におすすめ。
多分、カルタグラ単体を買うのは難しいと思うので、是非パラノイアを買いましょう。

ちなみに、プレイ時間は12時間程度でした。


きっと、澄みわたる朝色よりも、 感想




まず始めに、このゲームは秋にやるべきゲームです。
普段、ゲーム内の季節なんて全く気にしない僕ですら、"もう少し待って秋にやればよかった…" と後悔しました。
それくらい、秋が重要なファクターとなっています。
このゲームを終えた後に紅葉した木々を見ると、きっと感慨深いものがあるでしょう。

・シナリオ

変わってしまった旧友達との再会、奇怪な学校、そして超常現象。
これを含めてまだ3作しかやってませんが、開始して1時間くらいで"あー、朱門さんの作品だなー。" としみじみ感じました。
そして相変わらず、膨大な量の知識が詰め込まれています。
あるいは、知識をひけらかしたいだけだろ、とこの作品を責める人がいるかもしれませんが、そういった人々には朱門さんの作品は合わないように思います。
あくまで、知識は世界観を構成するためのもので、この作品においてのメインは作品中において何度も語られる
"優しさとそれに伴う痛み"でしょう。
とはいえ、330タイムはキャラクターの性質上仕方ないとはいえ、少しうんざりする人がいるかもしれませんね…。
あと、中盤の会話がグダグダ続く部分は少しだれるかもしれません。
面白くないわけではないんですが、似たような会話が続いているように感じました。
それと終盤の解決方法は突っ込みを入れる人もいるかもしれません。
また、一本道ゲーな上にHシーンは1キャラ1回程度と、ほとんど無いので、そういったものには期待しないほうがいいですね。
とまぁ、マイナス部分はこれくらいで、全体的に凄く綺麗に纏まっていた作品だと思います。

以下ネタバレあり(クリックで展開)


各章ごとに少しずつ感想を書きますと、
まず1章、これはキャラの立ち位置と学園についての説明だったように思います。
明らかにメインヒロインはヒヨですが、アララギもすごく良い娘だったので結ばれて良かったなぁ、という感じでしたし、冗長に感じる前にさくっとぶった切って2章へと進んでくれたのも素晴らしかったかと。

次に2章、過去編で少しうるっときました。bgmがずるい。
主人公が滅茶苦茶強いのはいつも通りなのでスルー。慣れは怖いですね。
呪いにより皆が少しずつ変化していく様を描くためには仕方が無かったとはいえ、上で書いたように少し会話が長くてだれました。
しかし、終盤のそれぞれの決意と行動は非常に良かった!
2章は盛り上げるのがうまかったので、3章はやくやりたいって気持ちになりましたね。

そして3章、2章までを問題編とすると、3章は解決編でしたが、これも終盤が良かったなぁ。
今作はいつもの名前ネタだけでなく、地名や伝承といったものもしっかり考えられていたので若によって明かされていくのは非常に面白かったです。

結果報告となる4章、ループにおける記憶を基にそれぞれがやり直していく様を見ると、あぁ終わったんだなぁ…としみじみ感じました。
何と言うか、すごくすっきりして、爽やかな終わり方だったように思います。

何よりもこのゲーム、前作『いつか、届く、あの空に。』では世界観の解説、今作における3章のような解決編ともいえる部分において主人公達がほとんど関わらず延々と説明されていったのですが、今作では全て主人公達が絡んでいたこと、彼らが物語を完結まで導いたという事が素晴らしかったと思います。


・絵

基本的にエロゲは絵が綺麗なので、特に絵について言及することは無いのですが、今作に関しては語らざるを得ません。
何故か?
そう、ヨダ絵です!


お分かりいただけただろうか。
ギャグシーンにおいてこのシュールな絵が続々登場するのである。
本当ヨダ絵最強だわ…。



最後に。
繰り返しになりますが、これは秋ゲーです。
これからの日々、暇だなーと思ったら、きっ澄みをやってみてはどうでしょうか。
すごく綺麗に終わりますし、朱門さんの作品の中では一番やりやすいゲームだと思うので、おすすめです!
弥生ちゃんかわかわ
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間宮卓司様

Author:間宮卓司様
やったゲームの感想などを書いてます。
4人でやってるので、記事によって文体が違います。
好きなゲームはいろいろ。
嫌いなゲームもいろいろ。
そしていろいろな場所に住んでおります。


スパイラルマターイ ミ☆

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